総集編 「戦時のアメリカと、平和な日本」 2005 5 6

アメリカの命運をかけたイラク戦争が始まった時期に、
日本では、「タマちゃん(アザラシ)」ブームでした。

from old America to new America 2003/3/21
 おそらく、古いアメリカは、中東に深入りをすることで、
予想以上のコストを背負い込むことになるでしょう。
 軍事的には勝てるでしょうが、
政治的に、経済的に、文明的に「負の遺産」を背負うことになると思います。
 一番、現実的な方法は、イラクを完全に経済封鎖をして、
経済的に締め上げる方が妥当だったと思います。
 もしかすると、アメリカは、
「石油の決済通貨をユーロにしてしまう」というフセインの企みに焦ったのかもしれない。
やがて、世界中から、アメリカに対し、非難の嵐が、ミサイルのように飛んでくるでしょう。
200年もかけて作ってきたアメリカの名誉が減少するかもしれない。
 ところで日本でも、むずかしいミッションが進行中です(2003年3月当時)。
動物愛護団体が、
北の寒いところからきた「タマちゃん(アザラシ)」の捕獲作戦を遂行中である。
捕獲して、北の海に帰すというミッションだそうです。
いかにも天下泰平の眺めである。「平和だな」と思います。
 しかし、笑い事では済まされないのです。
捕獲に夢中になるあまり、あることが抜けているのです。
 寒い北の海に住んでいるはずのタマちゃんが日本に来たということは、
単に観光目的ではないと思います。
何かを訴えようとしているのかもしれません。
 動物は、時として、人間より感覚が鋭敏です。
もしかすると、海の生態系が変わりつつあるかもしれない。
これは、場合によっては、重大なことです。
 もし、海流の流れが変わったとすると、
単に、魚が獲れる、獲れなくなるという問題では済まされないのです。
 今まで、獲れなかった魚が獲れるようでは、
地球環境の一部に変化が出始める「兆し」となる可能性があるのです。
 動物は、時として、人間より感覚が鋭敏です。
動物は、人間にはないセンサーを持っています。
こうした現象を、動物からの「警告」と考える人は少ないかもしれません。













































トップページへ戻る

News Idea Factory へ戻る